2008年12月31日水曜日

百姓屋敷わら

年末休みで、岡山にある「百姓屋敷わら」に一泊で出かけてきました。
「わら」は高梁市西部の山の中の一軒家の民宿です。中国山地特有の雲海が楽しめるという以外、周りには何の観光地もないところで、どうしてこんなところで20年も民宿が成り立つのか不思議なところにあります。

1997年第41回のフォーラムで、主人の船越康弘さんに、「健康は台所から」というテーマで講演をしてもらっています。そのあと、何人かのスタッフで一泊懇親会をしました。

2001年からは、ニュージーランドに一家で移住されていて、向こうで民宿をされていたようですが、また戻ってこられ、従来とは違う形で営業されています。

もともとは、マクロビオティックの料理から入り、山中の一軒家でまさにパーマカルチャー的生活をしておられ、さらには感謝するという心のあり方まで説くという、しゃべりだしたら止まらない親父です。その生き方はまさにホリスティックライフとも言えます。

今まで、ずいぶん色んな事を教えていただきました。
そのお礼という訳ではないのですが、以前、私と黒丸先生の対談DVDをお送りしていました。


当日の宿泊客は我々以外に3組。常連ばかりのようですが、その中にご主人をがんで亡くされた方がおられました。実は船越さんから、私のDVDをもらって見ていたとのこと。「主人の闘病中には、ずいぶん勇気付けられた」と評価していただいたようです。

そんなわけで、この年末は少し嬉しい話で終わります。
来年も良い年でありますように。

愛場庸雅