2008年12月3日水曜日

冷えのお話

寒さが厳しくなって来ましたが、
今回は冷えのお話です。

冷え性の方にですが、
早くから厚着はお勧めできません。

急に寒くなり冷えないように
なさることは大切なのですが・・

たとえば、
夏から靴下や腹巻をして寝る方がおられます。
寒くなればなるほど着込まなくてはなりません。
「寒がり」を作ってしまってます。

寒い経験をすることで、
身体を自身の力で暖め、
冷えに強くなるようになります。

着込んで、冷え症を作ってしまっている
心当たりの方は、
冬至ごろまでは、昨年より少し
「冷えない程度に薄着で暖房控えめ」
を心がけて頂ければと思います。

無理して風邪を効きませんように~

冷房も同じで
近頃の子供たちは汗腺が少なくなっているそうです。

東洋医学での健康は自然に対応できているお体です。

夏と冬では、まるで違います。
夏は熱の発散がうまく出来るお体。
冬は、熱を逃さず冷えに強いお体。

体力の弱っている以外の方は
自然に対応できるお体を目指して頂ければと思います。

将来、体力で対応していた方が、
体力が低下してきたときに
四季の変化に順応できず、
様々な症状が現れる方がおられます。

体力のあるうちから、
自然に逆らわないお体にさせていると
生命力(氣)の燃費が良いお体となります。

年を重ねることへの対応する力となるでしょう。
青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一