2012年1月27日金曜日

「シュタイナーのアントロポゾフィー医学入門講座」ホリスティックフォーラム開催♪

今年最初のホリスティック医学フォーラムのご案内です。

1月29日、今週末です!
どなたでもご参加いただけます。
ご予約も必要ありません。
ご興味のある方はぜひ京阪滝井駅の関西医科大学まで
どうぞお越しください♪

今回は『シュタイナーのアントロポゾフィー医学入門』です。
講師は笑顔の優しい、大好きな浦尾先生!
(浦尾 弥須子 川崎市立井田病院 耳鼻咽喉科部長)

日本でルドルフ・シュタイナーはシュタイナー教育の創始者として有名ですが、
本来彼は思想家として位置付けられてきました。

このシュタイナーの提唱したアントロポゾフィー
(日本では「人智学」とも称されてきました)の考えは現在、
教育のみではなく、建築、経済、社会学、芸術、
そして薬学や医学の分野にまで広く応用されています。
... ...
 アントロポゾフィー医学はドイツ・スイスを中心に、
現在世界60カ国以上で実践され、たくさんの患者さん達に
素晴らしい治療効果をもたらし、
理想的な統合医療モデルの一つとして注目されています。

 今回、この新しい医学の理解に必要なアントロポゾフィーの世界感、
人間観をまず簡単にご理解頂いた上で、アントロポゾフィー医学とは何か、
現代の医療現場での使われ方を知って頂きたいと思います。

対象を肉体に絞り、唯物論的ではあるものの、
正確で客観性のある優れた現代西洋医学的方法論を
否定したり捨てたりすることなく、
これにアントロポゾフィー医学の精神や霊性を持った
人間全体を見ていく視点や方法論を組み合わせていく事で、
車の両輪のようにお互いが補い合いながら
理想的な統合医療に発展していく様を想像して頂きたいと思います。



プロフィール 浦尾 弥須子(うらお やすこ)

東京生まれ。東京女子医大を卒業後、
慶應義塾大学耳鼻咽喉科学教室に入局。
耳鼻咽喉科、中でも頭頚部外科を専門とする。
2004年、済生会神奈川県病院を辞して渡独。
シュツットガルト郊外の基幹病院に付属する
オイゲン・コリスコアカデミーでアントロポゾフィー医学を学ぶ。
2008年に帰国後、川崎市立井田病院耳鼻咽喉科部長。
共訳に「内なる治癒力」(創元社)、
監修に「ベーシックテキスト 補完・代替医療」(じほう)など。



■2012年1月29日1:30~4:00(講演) 4:00~4:30(懇談会)
■:関西医科大学(京阪電車「滝井駅」徒歩2分) 関西医科大学第一講堂2階
参加費:会員 2,000円/学生会員 1,000円
/一般 2,500円/一般学生 2,000円
■懇談会は無料です。奮ってご参加ください。
■生活習慣病予防指導士の方は、3単位取得できます。


また今回から新しい試みとして、
ホリスティック医学フォーラムの前に、
医療従事者のみを対象にしたホリスティック医療塾を開催します!
(おかげさまで定員となりました。)

アメリカ、アリゾナ大学のアンドルー・ワイル博士の統合医療塾の日本版をめざして、
ホリスティック医学の医療での実践方法や導入方法の構築など、
幅広い視点でホリスティックについての理解を深めます。

第1回の今回は
「代替医療をどう活かすか」をテーマに開催します。

コーディネーター:愛場庸雅
(日本ホリスティック医学協会理事
・大阪市立総合医療センター耳鼻咽喉科部長)

 医療のさまざまな問題が指摘される中、
医療の現場でも「ホリスティック医学」の概念は
今後ますます重要になって来ると思われます。
ホリスティック医学協会関西支部では、
医療にかかわる方たちと学生さんを対象に、
ホリスティック医学の考え方を学ぶとともに、
日常の医療にどう生かしてゆくのかを考えるセミナーを企画しました。
 体も心も診る全人的な医療を目指したいが・・・、
役に立つ代替医療を導入したいが・・・、
本来の自然治癒力を活かす治療をしたいが・・・、
そう考えて悩んでいる医療従事者の方は少なくないと思います。

 単なる講義ではなく、少人数での全員参加の
ディスカッションをすることにより、
皆様の診療に役立つヒントが得られると思います。
(当日のディスカッションの流れにより、他の話題に変わることもあります)

次回は3月開催の予定です。


お申込み・お問い合わせは
NPO法人 日本ホリスティック医学協会 関西支部事務局

〒570-0075 大阪府守口市紅屋町7-10-502

TEL / FAX. 06-6993-7501