2008年11月6日木曜日

ホリスティック医学を考える

 今回のブログ立ち上げに際して、やはり「つながり」は大切だなと思いました。

関西支部の20年にわたるスタッフのつながりがホロスの風となり、それがまたブログの開設にもつながったからです。

それからもうひとつ大切なのは「バランス」です。誰か一人だけでやろうとしてもできるものではありませんし、たとえできたとしても独断的なものになってしまい周りの人が力を発揮できなくなってしまいます。

かといって周り声を大切にするあまり、その意見に右往左往していたのではいつまでたっても収拾がつきません。

あくまでも芯を持ちながら、かつ、みんなの声を聴き、その時その時に応じてバランスを取りながらやっていくというのはとても大切なことだと思いました。

そして一人ひとりに「喜び」があること。「つながり」と「バランス」がうまくとれていると、そこには自ずと「喜び」が生まれます。独りだけの喜びはその時はよいかもしれませんがいずれ消えてしまいます。

それはつながりやバランスに欠けるからです。

 ホリスティック医学においても、この「つながり」「バランス」「喜び」が大切ではないかと思いました。

これらがうまく機能したとき、それはどんな方法論やアプローチであろうが、ホリスティック医学を実践できていると思います。

様々な代替療法の優劣やこれがよい、あれがよい、といったこだわりが先行してしまうとバランスが崩れ、つながりが切れ、喜びもなくなってきます。

そうなると、その人がいくらホリスティック医学だといっていても、それはホリスティック医学ではないのではないでしょうか。

今回のブログの立ち上げを通して、これがホリスティック医学の本質なのかもしれないな、と思いました。

黒丸尊治。