2010年2月26日金曜日

エコのお話・・


先日、パーマカルチャースクール
デザインコースで
お知り合いになったエコロジローさんの
講演に行って来ました。

ジローさんは
とても多彩で薬剤師で環境カウンセラー
更に講演では落語と腹話術を用いて
「お笑い環境士」として
講演活動をされています。

今回は、
「光熱費年間9万円の楽しいエコライフ」
と題して分かり易くて楽しい講演でした。

エコロジローさんは
光熱費(電気、ガス)年間9万円で水道は最低料金だそうで、
無理をしているのかと思いましたら、
エコライフを
楽しんでされているということでした。

お話の中で
日本の家庭(3人以上)の
食費(外食含む)は
月平均83000円だそうです。
皆様のご家庭はいかがでしょうか?
そのうち
米:2500円
パン:2300円
麺類:1700円
意外なのが
お菓子類:6300円
日本人の主食は「お菓子」
というデータでした。

もう一つ
日常生活に必要なエネルギーは
カロリーでいうと
テレビ4時間:500cal
燃費10kmのガソリン車で10km走行:8000cal
お風呂1回:6000cal
お風呂と車でかなりのエコになるそうです。

無理をするのも良くないですが、
何もしないのも良くないなぁ

人の「からだ」も「こころ」も
同じで
頑張りすぎも良くないし
頑張らないのも良くないと
と考える機会でした。

最後に講演のなかで
ドイツ心理学者カール・ビューラーの言葉をご紹介いたします。
「人間は、もともと持っている機能を使えば使うほど喜びを感じる」

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年2月23日火曜日

死の臨床研究会近畿支部大会を終えて

2月21日、死の臨床研究会近畿支部大会を無事終了した。
ようやく肩の荷が下りた、と言うのが本音だ。
今ホッとした気分で、このブログを書いてる。

今回は江原啓之さん、沼野尚美さん、
櫻井かづみさん、吉澤明孝先生というメンバーだった。
先ずは沼野さんの話からスタート。
沼野さんは、本当に話がうまいですね。
考え方もとても柔軟でしなやかなんです。

彼女にとってのスピリチュアルペインとは、
自分の思い通りにならないことに対する心の底からの叫びであり、
その苦悩を和ませ、人生の意味を見いだすためのお手伝いをするのが
スピリチュアルケアだという考え方だ。

ではどんな人がスピリチュアルケアをすることができるのか。
実は誰でもできる可能性がある。
掃除のおじさんでもできるスピリチュアルケアもあるし
経験を積んだ宗教家にして初めてなし得るスピリチュアルケアもある。
ただその際大切になってくるのは、
援助者自身の資質や人柄である。
技術や能力というものも大切だが、その人の人間性の部分、
ここが重要なのだ。
だからこそ技術を持っていないそうじのおじさんでも
時には人を癒すことができるのかもしれない。

次に登場したのがアロマセラピストの櫻井かづみさんだ。
彼女はアロマセラピーのことを
言葉を使わないコミュニケーションスキルであり、
生と死に向き合うためのサポート手段のひとつだと言っていた。
アロマセラピーによる心地よさが、
その人の生きているという実感を強く感じさせ、
それが死に直面するためのエネルギーとなるのだという。

三人目の演者は要町病院の吉澤明孝さんだ。
彼は実は私の高校時代の同級生でもある。
彼は在宅ケアなどにも取り組む一方で、
代替療法にも熱心な医者だ。
終末期のがん患者さんに対する代替医療は、時に、
まだあきらめたくないという思いを強く持っている患者さんの
苦悩を和らげてくれる。
その意味で代替療法も
ひとつのスピリチュアルケアになりうるというわけだ。

また在宅や病院における患者さんへの取り組みを撮った
DVDも紹介してくれた。
その中にソシオエステで表情がガラッと変わった患者さんがいた。
亡くなる2週間前の映像とはとても思えないほど輝いていた。
ソシオエステも立派なスピリチュアルケアなんだと思った。

そして最後は江原啓之さんだ。
話すことがないと言いながら結局1時間半しゃべり続けた。
彼が一番に言いたかったことは
スピリチュアルケアをする上において最も重要なのは
その人の人格や人間性だということだった。
人生の苦難を乗り越えることができるような
自分なりの哲学をしっかり持っていて、
小我ではなく大我に生きる人、
そんな人でなければ人を幸せにしてあげることはできないというのだ。

いささか理想論のようにも思えなくもないが、
ある意味正攻法であり、正しいとも思う。
ただ私にしてみれば、江原さんの「幸せな人は意地悪をしない」
という言葉の方が響いた。
意地悪をされたら、
この人は自分が幸せではないから人に意地悪をするんだな、
と思えばいいというのだ。
よくいじめられる私にとって、この言葉は救いだ。

また山谷地区に建てようとしていたホスピス施設が
住民の反対にあい頓挫しているという話にもショックを受けた。
住民は、末期がん患者の収容施設建設反対!という旗を
町中に掲げて反対運動を繰り広げているという。
マザーテレサやキューブラロスが同様の施設を建設しようとしたとき
住民から反対され迫害されたことを思うと、
江原さんも同様の運命を歩む人なのかもしれないなと思った。

今回4人の演者の話を聴いて感じたことは
スピリチュアルケアには、決まった方法があるわけではなく
様々な視点の様々な関わりがあってもいいのではないかということだ。
またスピリチュアルケアを実践する人は
技術や知識に勝るとも劣らず、
その人自身の人間性や人柄というものも重要になってくるということだ。

ついつい技術やテクニックに偏りがちな私にとっては
心に突き刺さるものがあった。
これからは自分の内面にも目を向け
もう少し自分が成長できるよう努めていこうという思いになった。
とかくケアをしようとする人間は、そのテクニックを磨こうとする。
しかしもっと大切なことは自分の心を磨くことなのだ。
それが結果として、自分の行うケアの質を上げるというわけだ。
とても重要なことに気づかされた1日だった。
(http://holicommu.blog84.fc2.com/より再録)

2010年2月17日水曜日

ボクは信じているよ




    ボクは信じているよ

  作詞:山田義帰  作曲:宮城マモル  編曲:中原健太朗         

1 キミが今どんなに辛いのか 分かっているつもり
  でも代わってあげることは できないんだ
  それって キミの人生の 宝なんだ
  幸せは不幸な姿で 現われてくることが 
  あると 聞いたことがあるんだ

 ※ でもキミが この経験を 乗り越えたら
   今まで不幸だと 思っていただろうけど
   きっと幸せがやってくるんだ
   ボクは信じているよ

2 もしとても辛いことがあったら 「ありがとう」と言ってごらん
  楽しくて幸せだと感じたら 「感謝します」と言ってごらん
  また新しい幸せが やってくるんだよ
  キミが本当に幸せになる 姿が見えるんだ 
  だから今は歯を食いしばって 頑張って笑顔を見せるんだ

 ※ くりかえし

  ねぇ~ボクたちはいろんな事を
  経験するために 生れてきたんだって
  人生には苦しいことや 悲しいことが
  たくさんあるけど それも大切な経験(こと)なんだって

 ※ くりかえし

  決して嫌な言葉や 嫌な態度を
  見せちゃダメだよ 幸せを呼ぶには
  いい言葉といい思い いい笑顔といい態度
  何度でも言うよ
  「ありがとう」「感謝します」という
  大切な言葉は忘れないで

 ※ くりかえし

  ボクは信じているよ  ボクは信じているよ 














2010年2月4日木曜日

立春


今日は、立春です。
二十四節季の始まりの日です。
これは、太陽の位置を表して
大気中の「氣」の量と
生活での発散と安静の
参考になります。

中心から円の周りに
線を引き
白(陽)の部分が多いと
大気に氣が多く
運動、精神活動など
発散しても体に悪い影響が少なく
活動的で良い時期です。

黒(陰)の部分が多いと
大気に氣が少なく
発散すると体に悪い影響が多いです。
活動を控えたほうが良いです。

個人差があり
心身ともに充実して
氣がたくさんある方は、
年中、発散できる力を
お持ちになっています。

しかし、
陰陽(太極)図を人間の一生と考えると
(春が20歳ごろ、秋が40歳ごろ)
氣がたくさんあるからと言って
使いすぎていると
将来、持たなくなる可能性があります。
このタイプの方は、
氣がなくなって
症状、痛み、精神不安などが
現れているのに
意識的にも生理的(体の反応)にも
発散・興奮され
ますます、消耗していく方が
多く見られます。
自然に合わせた生活が
おススメです。

氣の少ない方は
例えば、立春から
氣は発散してきますので、
のぼせ感、歯茎の腫れ、冷え
胃の調子が悪い、
発散で氣が減り冷えに弱いので
風邪を引き易いなどの
症状が発症し易いです。
本来、氣が少ない方と
本来は多い方が減少している方です。

少ない方は立春では、
まだまだ発散しない方が良いでしょう。
汗をかく、ストレス過多
食べ物では甘味、辛味が発散します。

冬至と夏至は
中心から線を引くと
途中に円があります。
極まっているときには
夏は休養(陰)
冬は外部から暖める(陽)など
必要です。

皆様のお体と相談しながら
ご参考にして頂ければと
思います。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一