2009年1月20日火曜日

坂本龍馬ツアー

先日、関西支部の新年会に先立ち龍馬ツアーを企画していただき、それに参加してきました。

3時に祇園四条駅に集合し、円山公園(八坂神社)、霊山博物館、酢屋を回るツアーでした。6時まででしたがあっという間の3時間でした。

円山公園にある坂本龍馬、中岡慎太郎の像を見ながら、彼らの行動に思いを馳せ、その勢いで霊山博物館へ行きました。すでに3時50分でしたので、閉館まで40分。

もう少しゆっくりと龍馬と幕末を堪能したかったのですが、こればかりは仕方ありません。また日を改めてゆっくり見たいと思いました。

でも一番、よかったのは酢屋でした。ここは龍馬が居住していたところであり、京阪三条駅からすぐの所にある龍馬通りに面した普通のお店です。

287年前から、当時と全く同じ場所で材木屋をやっているとのことですが、今でも材木屋とのことでした。もっともお店には、しゃれた木材の小物がたくさん置いてありましたが。

女将さん(10代目)がたまたまおられ、いろいろとお話をして下さいました。この場所は江戸時代の当時から全く場所は移動しておらず、そのため龍馬や海援隊のメンバー、さらに陸奥宗光らがここに「こんにちは」(といったかどうかは分かりませんが)と言いながら、入ってきたというのです。

私たちはお店の入り口に佇みながら話を聞いていたのですが、まさにその場所を龍馬らが通っていたというのです。140数年前、確かにここに龍馬がいたと思うと、一瞬当時に戻ったような思いになりました。思わず、そこから龍馬が来るのではないかと、そんな気にさえなったひとときでした。

龍馬ツアーは、140年前の幕末にタイムトラベルし、龍馬と出会ったようなそんな思いにさせてくれたツアーでした。企画してくれた迫田君、ありがとう。