2010年6月10日木曜日

まもなく父の日/父への思い

先月の母の日に続き
今月20日(日)は父の日ですね

私の父は一昨年に亡くなり
まだ2年ですが、
今年が3周忌になるそうです

年齢的にはダブル・セブン
77歳なのでそんなに早くはありません

ですが、
リュウマチで
手足の変形があり痛みも強かったため
生薬である新薬の投与を受けるための検査入院をして

検査を受ける前に赤血球の減少により
亡くなってしまいました

亡くなる数時間前まで
私が一人で付き添っており
着替えのために自宅に戻っていた間の急変

通夜の夜も夜通し付き添いましたが、

最期を看取ることができなかったせいか
いまだ実家に帰ると父がいるような
そんな錯覚を覚えてしまいます

ですが、
父への思いは人それぞれ
良い思い出ばかりとは限りません

その思いが
今の人生をつらくさせてしまっている方も
けっこういらっしゃいます

そんな皆さまの思いを癒し
望む未来に向かって進むためのワークを
6月20日(日)父の日に
セルジュ・フォレストにて開催させていただきます

ご興味ご関心のあります方
ご参加お待ちいたしております

開催日時:6月20日(日)14:00~17:00
開催場所:セルジュ・フォレスト セミナールーム
進行役:清流いつき
参加費:3000円
お申込み:セルジュ・フォレストのHPのお申込みフォーム
     お電話:06-6227-8461 または 080-6127-1610

2010年5月31日月曜日

心や環境が遺伝子をコントロールしている!

とても刺激的な本を読みました。
「思考のすごい力」(ブルース・リプトン著、PHP研究所)です。
題名を見る限りあまり魅力的な本とは思えませんが…
原著の題名は「The Biology of Belief」であり、
直訳すると「信念の生物学」となり、これも今ひとつです。
でも中身はとてもワクワクさせられるものでしたので、
今回はこれを是非、紹介したいと思います。

私たちの細胞は約60兆あると言われており、
それらはすべてDNAに書き込まれた遺伝子情報に基づいて作られています。
そしてヒトゲノム計画により、ヒトのすべての遺伝子の暗号、
つまりDNAに書かれている「地図」の全貌が解明されました。
この遺伝子地図に基づいて特定のタンパク質が作られ、
目や鼻、肝臓、皮膚、免疫細胞といったすべての細胞が生み出されます。
この事実からすると、すべてはDNAや遺伝子によって支配されている!
と、思いがちですが実は違うのです!

DNAは自らが勝手に動きだし、タンパク質を作るわけではないのです。
このタンパク質を作るためには、
そのスイッチを押して作業をスタートさせる必要があります。
つまり、遺伝子以外の「何か」がそのスイッチを押さなければ
遺伝子地図に基づいて必要なタンパク質を作ることができないのです!

では、その「何か」とは何でしょう。
それは、なんと環境だというのです!
つまり私たちの生体機能は遺伝子によってコントロールされているではなく、
細胞の外側にある環境からのシグナルが
遺伝子を活性化させたり不活性かさせたりしているというのです!
遺伝子自身が自らをコントロールしているのではないのです!

それからもうひとつ遺伝子の働きをコントロールするものがあるのです。
それは「心」です!
環境からの信号やエネルギーのみならず、
「心のエネルギー」も遺伝子の働きに影響を与え、
細胞機能の元となるタンパク質を活性化したり抑制したりしているというのです!
しかも環境エネルギーよりも心のエネルギーの方が
ずっと身体に対する影響力が大きいというのです!

こんなケースが紹介されていました。
先天性魚鱗癬(ぎょりんせん)という命にかかわる遺伝病があります。
15歳のその病気の少年に対し、メイソン医師は催眠療法を試みました。
その少年は全身がゾウの皮膚のようになっていましたが、
催眠療法によってそれが健康なピンク色の皮膚になったというのです。
この報告は「British Medical Journal」という医学雑誌に載っています。

この事実は、心が遺伝子プログラムを覆したことを示しています。
心のエネルギーがこの病気を発症、維持させている遺伝子のスイッチを
オフにすることで、この遺伝病が表に出なくなったと考えられます。
同様なことは、がんの自然治癒でも言えます。
がんの発症や増殖、転移にかかわる遺伝子に心のエネルギーが働き、
そのスイッチをオフにすることができたならば、
がんは進行しなくなったり消滅したりすることもあるということです。
遺伝子にプログラムされている地図を変えることはできないかもしれませんが、
その地図を読み取るか否かは、環境や心に主導権があるのです!

これはまさに「心の治癒力」が、
がんの進行を抑える可能性があるということではないですか!
もっとも、ここでは単に「心」と書いていますが、
その意味するところは単純ではありません。
意識、潜在意識、思考、感情、行動といったものが複雑に絡み合ったものが
ここで言う「心」なのです。

今の医学は遺伝子がすべてを決定するという
遺伝子決定主義、遺伝子至上主義の考えが主流ですが、
この本で紹介されている最先端の生物学(エピジェネティックス)の世界では、
それはすでに時代遅れの考えになっています。

環境因子には温度や光、磁気、周波数といった物理的な要因もあれば、
食事、喫煙、環境ホルモンといった化学的要因もあります。
これにストレス、不安、喜び、希望、イキイキ感といった心理的要因が
相互作用的にかかわっているのです。
これらすべてが、よい意味でも悪い意味でも、
遺伝子に影響を与え、それが身体にも大きな変化を与えることになるのです!

私は「心の治癒力」の重要性を昔から言い続けてきました。
この本を通して、自分が主張してきたことが
科学的にも認められてきているということが分かり、とても感動しました!
これを励みに、今後も「心の治癒力」をいかにしてうまく引きだすのかについて
さらに磨きをかけていきたいと思います!!
(http://holicommu.blog84.fc2.com/4月15日分より再録)

2010年5月9日日曜日

まだまだ、犬の骨折



傷が治らない。
手術をして入れた金属プレートの深部に感染を起こしたようだ。
初めに切開したところが、何カ月もたってから再び開いてしまった。

一旦開けて、大量の膿を出す。
洗浄して抗生物質を注入する。
黒田光線をあて、創を閉じさせる。
でもしばらくするとまた化膿する。
その繰り返し・・・

根治のためにはもう一度開けてプレートを取り除くしかないが、
それをすると2か所もある骨折部位はどうなるのか?
傷が治る保証はない。
さらにもう一度手術するには、体力も必要だ。
「まあ元気やし、悪くなったら洗うか・・」で様子を見ることにした。

ところが
ある時から、化膿しなくなった。というより頻度が減った。

家に長い時間飼い主がいると、化膿が減る。
逆にかまってやらないと、化膿するようだ。
どうも、飼い主と一緒にいる時間というものは、抗生物質よりも効果がありそうだ。
心のエネルギーの強さを思い知らされる。

無病息災ではなく一病息災という言葉がある。
病気が、犬の心の状態を教えてくれる。
治りにくい、時々化膿する傷があることが、体調のバロメーター。

病気があることが、実は健康なのだ。
傷は治してしまわない方が、この犬にとってはかえって幸せなのではないだろうか?

愛場庸雅

2010年3月30日火曜日

ホリスティックと東洋医学

4月が目前というのに
まだまだ寒い日が
続きますね。

3/28に行われました。
ホリスティック医学概論セミナーに
ご参加頂いた皆様、
有難う御座います。
少し内容に欲張り
東洋医学のご理解頂け難い方も
いらっしゃった様に
感じられましたので
ホリスティックと東洋医学の
お話をさせて頂きたいと思います。

ホリスティックとは、
上記をご参照いただくと定義されています。

東洋医学のベースとなる
「陰陽論」で表現しますと
・病は悪い事でありますが、
 気づきが得られることもあります。
(陰に中にも陽がある)

・体に良いとされる事でも
心に負担が多いとかえって有害となることも。
(陰だけ、陽だけでは存在できない)

・心や体が動き過ぎ、動かない過ぎは
かえって病となる事もあります。
(陰極まれば陽、陽極まれば陰)

部分的なことでは、
良い事と思われる事も
「全体」「まるごと」「とらえる方向で違った見解」で
見ると悪い面があります。

例えば、食養生で
肉食をやめる事を始める。
病となってしまったお体には
良いかも知れません。
しかし、精神的苦痛がひどいと
自己治癒力が低下してしまいます。

逆に「あれもほしい、これもしたい」と
欲求のままに生活を続けるようであれば、
自身の生命力を削ってしまいます。

心とからだ、どちらからも
相対的にとらえ、バランスを考える。

心身のみでなく
家族、社会、経済、自然など
一方面のみではなく様々な方面から
バランスを考える。

ホリスティックと東洋医学は
同じではありませんが、
大きく相関性があることと思います。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年3月26日金曜日

またもや・・、犬の骨折




あれから1年・・・
「少しでも自由に動けるように」と、飼い主はついに車椅子を購入し、犬に付けた。
前脚と車椅子で動けるようになった犬は、ストレスも減り、元気いっぱい。

前脚が鍛えられて、寝返りを打つこともできる。前脚と歪んだ後ろ脚で、1分間くらいは立っている。
大腿の金属プレート挿入部に感染を起こし、ときどき血性の膿が出ているのにもかかわらずである。

一体、この犬に痛みの感覚はあるのだろうか、と思ってしまう。
ヒトでいえば80歳になろうとする老犬。
同じ状態の人間なら、とっくにあきらめて寝たきりになってしまうだろう。

動けるうれしさが治癒力を高めているのだろうか。
無心の強さを思い知らされる。

と、振り向いた瞬間、
足元にあった犬の車椅子にけつまづいた。
「あっ、痛いっ!」

かイヌしの骨折。
犬とリハビリ競争をするはめに・・・

2010年3月17日水曜日

潔く、健やかに



ホリスティック医学協会(本部)では、本年11月14日のシンポジウムで、アンドルー・ワイル博士の出演する、「ガイアシンフォニー第7番」を上映し、協賛することになりました。
先日の東京での会議の折りに、龍村仁監督直筆のお礼状を見せて頂きました。
はがき1枚に毛筆で書かれたお礼状は、次のような言葉で結ばれていました。

「全ての生命が潔く健やかに生き続けるために」

「そうなんだ」と、腑に落ちた感じ。気に入りました。
我々のいのちは、他の多くのいのちの犠牲の上に成り立っています。自然界はこのいのちの連鎖という自然のしくみを粛々と受け入れています。

自分が病気になった時は、病気はつらい、良くなりたい、助かりたい、死にたくない、のも確かな本音ですが・・・、
世界最高ともいえるレベルの医療を受けられるありがたいニッポンにあって、それでもなお医療不信がつのるばかりの人々。
やれ代替医療だ、統合医療だ、と「健康」を追い求める人々。
癒しを求める人々の群れに、疲れきっている医療従事者たち。
一方では、どうしても避けられない医療の不平等。

人々の健康を願い、健やかに生きることのお手伝いを、微力ながらできることを誇りに思いながら、
それでも感じる疑問があります。

病や障害、そして死も、実は健やかに生きていることのひとつの場面なのではないか。
死、老い、病気を、いさぎよく受け入れることも、いのちの健やかさではないのか。

そんなメッセージを感じました。
どんな映画になるのか、今から楽しみです。

愛場庸雅

2010年3月16日火曜日

3月28日。予告・・

3月28日の
ホリスティック概論セミナーにて
「東洋医学とこころのバランス」と題しまして
お話をさせて頂くこととなりました。

今回、概論のお話を黒丸先生
東洋医学をテーマに各論として
野網先生と私です。

私の内容ですが、皆様の東洋的素因と
ユング心理学から
陰陽論の解説です。

ユングについて
カール・グスタフ・ユング
(Carl Gustav Jung、1875年―1961年)
スイスの精神科医。深層心理について研究し、
分析心理学(ユング心理学)の理論を創始。
無意識に関心が大きく
「人類の歴史が眠る宝庫」と
たとえている。

東洋思想に影響を受け
分析心理学に陰陽論的な
側面があるので
今回、東洋医学をご紹介させて頂くのに
引用させて頂きました。

私の診療でユング心理学を
カウンセリングしている訳ではありませんが、
・意識(表現している自分)
・無意識(表現していない自分。人類共通の無意識を含む)
意識と無意識のバランス(陰陽論)を図ることが、
「患者様らしく表現するお手伝い」と
心がけていますので
患者様にお話するのに
たいへん便利に使わせて頂いております。
(ユング心理学だけに影響されている訳でもありません)

無意識は押さえすぎると
「影」と呼ばれ
意識を弱らせ
表現を無意識が乗っ取ります。
すると身体的、精神的、社会的などに
多大な悪影響が現れますので
注意が必要です。

たとえば、
思考的な方は、
芸術や癒しなどで
感動や安らぎ
感覚、直感、感情など
少しでも表現できれば
「影」とはならないでしょう。

東洋医学は陰陽論をベースに
五行論があり鍼灸、氣功などが
施術されます。
しかし、陰陽(バランス)を考えない
施術は厳密には東洋医学ではありません。

心のバランスを考えるセラピーは
東洋医学といえますし
「良い物はたくさん施術すれば良い」
お考えは東洋医学的ではありません。
(東洋でされているセラピーという
見解では東洋医学ですが・・)

しかし、それで患者様に
有効であれば陰陽に
こだわる事が無くても
まったく問題ありません。

当日、テストもご用意させて頂いておりますので
お楽しみにしてください。

私自身。
黒丸先生、野網先生の講演も
楽しみにしております。
(くしくも昨年のシンポで
 お酒に○○なメンバーですが・・・)

青龍サコダ鍼灸治療院
 迫田 敬一