2008年11月18日火曜日
無意識な緊張
生活習慣や心理的背景によるご自身では感じにくい「活性化」させ生命力(氣)を消耗しやすい状態の方が多くおられます。
意識的には「リラックスしている」と感じていても、自己表現が何らかの要因で出来ていない。気を使う。忙しくて気が抜けない。お酒・甘味・刺激物などで興奮させてしまっているなど。
心身が疲れてくると、活性化しようと「ソワソワ・イライラ」したり、お酒・甘味・刺激物などを頻繁にとるようになります。
氣が少なくなっている患者様には「小動物みたいですね」っということがあります。自分を守るため、弱い生き物は周りに気を使っていなければいけないです。
以前、「コーヒールンバ」という歌が流行ったのですが、歌詞に「アラブの偉いお坊さんが、恋を忘れた男に~」から、はじまりコーヒーを飲ませて男は恋をした。っと歌詞にあります。
植物は身体に入れると、氣を根の物が集める性質があり茎→葉→花(実)になるほど発散させれます。
コーヒーは高揚させる性質があります。紅茶(葉)よりコーヒー(実)の方がより発散し、のぼせやすいです。
更年期、自律神経症状などの方には、お勧めはできないです。
人は疲れると活性化して乗り切ろうとします。疲れている時に限って「キッキリ掃除をしたい」など潔癖・イライラになったり、コーヒーや刺激物、お酒、肉類を取ります。
調子の悪いときほど「悪いもの」を欲してしまいます。「精神的発散の方法がわからない方」などは仕方がないとは思いますが、ダメージはあります。また、ご自身の許容範囲なら大丈夫です。
生活習慣の中にも身体からのメッセージがあるのです。
黄帝内経素問っという本に「泣く人より、怒る人のほうが治りやすい」このような記述があります。
万遍なく感情が表現できている方が良いのですが、泣く人より怒る人のほうが氣があります。まだ力のあるうちに気づくことが出来ればと思います。
青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一