先日ホリスティックコミュニケーション実戦セミナーの5日目を行いました。
参加者に実際の問題を提供してもらい、それに対して私が問題解決のためのかかわりをするというものです。
人の心の問題を扱う場合は、マニュアル通りにすればよいというものではありませんが、
どこに視点をおきながら患者さんを見ていくかという点は重要になってきます。
患者さんが何を問題と思っているのかに焦点を当てながら話を聴き、
その思いをうまく引き出すような質問をする。
これを繰り返していくことで、自ずと心の治癒力は引き出され、
結果として患者さん自らが問題を解決することになります。
そのような関わりができるようになるためにはやはり、ある程度のトレーニングは必要でしょう。
でもこの視点こそホリスティック医学には重要だと思っています。
一人でも多くの代替療法家、セラピスト、医療関係者の方々に、
ホリスティックコミュニケーションを学んでいただき、
患者さんの心の治癒力をうまくく引き出せるようなコミュニケーションスキルを身につけていただきたいと思います。
本当のホリスティック医学を実践していただくために‥。
黒丸尊治。