2010年2月4日木曜日

立春


今日は、立春です。
二十四節季の始まりの日です。
これは、太陽の位置を表して
大気中の「氣」の量と
生活での発散と安静の
参考になります。

中心から円の周りに
線を引き
白(陽)の部分が多いと
大気に氣が多く
運動、精神活動など
発散しても体に悪い影響が少なく
活動的で良い時期です。

黒(陰)の部分が多いと
大気に氣が少なく
発散すると体に悪い影響が多いです。
活動を控えたほうが良いです。

個人差があり
心身ともに充実して
氣がたくさんある方は、
年中、発散できる力を
お持ちになっています。

しかし、
陰陽(太極)図を人間の一生と考えると
(春が20歳ごろ、秋が40歳ごろ)
氣がたくさんあるからと言って
使いすぎていると
将来、持たなくなる可能性があります。
このタイプの方は、
氣がなくなって
症状、痛み、精神不安などが
現れているのに
意識的にも生理的(体の反応)にも
発散・興奮され
ますます、消耗していく方が
多く見られます。
自然に合わせた生活が
おススメです。

氣の少ない方は
例えば、立春から
氣は発散してきますので、
のぼせ感、歯茎の腫れ、冷え
胃の調子が悪い、
発散で氣が減り冷えに弱いので
風邪を引き易いなどの
症状が発症し易いです。
本来、氣が少ない方と
本来は多い方が減少している方です。

少ない方は立春では、
まだまだ発散しない方が良いでしょう。
汗をかく、ストレス過多
食べ物では甘味、辛味が発散します。

冬至と夏至は
中心から線を引くと
途中に円があります。
極まっているときには
夏は休養(陰)
冬は外部から暖める(陽)など
必要です。

皆様のお体と相談しながら
ご参考にして頂ければと
思います。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一