2009年8月14日金曜日

「地球が緩む?」

いつも来ていただいている
パーキンソン病の患者様が、
「最近、地球が緩んでいるみたいやなぁ?」
とおっしゃられました。
体調維持に重要なので
いつも“緩み”のお話を
させて頂いておりますが、
昨今の異常気象を見ていますと
「なるほど」と感じられます。

「緩む」とは、
気が緩む、体が緩む。
などイメージいたしますが、
緩み過ぎはよくありません!

氣(生命力)は、丹田(下腹部)に
蓄えられていなければなりません。
現在のお体の「若さ」とも
表現できますので、
減らすわけにはいかないです。

継続的な身体的疲労や
精神疲労
他(手術、ケガ、出産、病、食生活など)で
消耗いたします。

この氣は締める作用があり
充実していると、
心身ともに安定し
自然治癒力があります。

消耗してくると、
緩んでしまい、
氣が煙のように上昇し
胃、胸、肩、頭部に
余った“熱”として
溜まります。
 
東洋医学で「熱」とは?
体温だけではなく
働きも表します。
余った熱は、
余計な“働き”となります。
症状、病、過緊張、過行動などとなり、
自律神経症状、更年期障害、精神不安定、体臭、がんなども
余った熱です。

過行動では、
イライラ、潔癖、ソワソワ、食べすぎ、
動きすぎ、考え込む、不眠など
危険信号です。

ご自身で出来る対策の基本は、
ゆっくり話す。ゆっくり食べる。
ゆっくり休む。ゆっくり歩く。
すべても事をゆっくりです。
心身ともに緊張して、興奮し易いので
ゆっくりを心がけてください。

余裕が無い→緊張→余裕が無い→緊張→・・・・・

氣が減り始めると
まず、上記のように緊張し過行動となります。
負の連鎖を断ち切らなければ、
最後は“動けなくなります”

地球はそうは、
ならない事を願います。

青龍サコダ鍼灸治療院  迫田 敬一