2009年7月1日水曜日

がんを生きる十二か条2009改訂版

シンポジウムの抄録誌に載せる、スタッフの原稿を考えていて、「がんを生きる十二か条」を少し改訂しました。五木寛之さんの意見も取り入れてみました。どこがどう変わったか知りたい方は、4月13日の本ブログに投稿しておりますので較べてみてください。

以下が抄録誌に載せる内容ですが、先行公開いたします。バックグランドには、スコットランドのハイランド地方の風景をいれます。
このブログの写真は、バックグランド写真にしようかと考えていた「万里の長城」の写真ですが、カラーで見るときれいなのですが、白黒で印刷されるといまいちなので、ボツになったぶんです。

「がんを生きる十二カ条」

一、あきらめない
二、がんばらない
三、自分のがんを知ろう
四、自分の病は自ら治そう
五、助けてもらおう
六、笑おう・泣こう
七、つながりを持とう
八、死に方を考えよう
九、がんからのメッセージを聴く
十、人生を肯定しよう
十一、勇気・祈り・希望
十二、生き方を変える



かけがえのない命をおびやかす、がんという厄介な病は、
だからこそ、大きな意味と価値を持っている。
夕闇迫る中で崖っぷちに追い詰められた、
そんな絶体絶命のピンチ・・・
が、それでも、希望の灯は燈っている。

病は天から与えられた人生の宿題。
がんが私たちにくれる愛のメッセージは、
「生き方を変える」こと。
問われているのは、どのようにして病を治すのかではなく、
いかに今を生きるのかということ。